北海道の家はあたたかい

弊社のホームページでは,「おんどとり」での外気温のデータがリアルタイムでわかるようになっていますが,私の住んでいる熊牛原野の家でもおんどとりでデータをとっています.センサは4つ設置していて,居間の中央付近,窓際(建築の専門用語ではペリメーターゾーンといいます),床下の土間コンクリート,それと家の外です.居間の2つは温度と湿度を,あとの2つは温度のみです.床下のものは,私の家では温泉熱を利用して土間コンクリートを暖める床暖房にしているためで,床下の温度と室温との相関関係を知りたくて設置しました.外のは直射日光が当たらない北側の外壁に取り付けています.
今朝の最低気温は-18.3℃でした.去年のちょうど今頃にも同じような気温になったとのエントリーがあったから,例年並みなのかもしれません.画像は今朝の私の家の様子で,この分だとこのまま根雪になりそうです.

この1年を振り返ってみると,一番寒かったのが1月12日で,午前6時50分に-26.5℃を記録しています.

その時のおんどとりです.撮影したのはお散歩に行くときだったので7時40分ころですが,それでも気温はほぼ同じでした.気象庁のアメダスを見ていたら,この日の道内の最低気温は「根室中標津」(中標津空港)の-26.4℃でしたから,それよりも寒かったことになります.弟子屈町の市街地と比べても,私の住む熊牛原野は風が弱く放射冷却しやすいのでより気温は低くなりがちです.ちなみにこの日の朝の室温は19.9℃まで下がりました.本州ではもっともっと寒い室温で過ごしている方が多いと思いますが,我が家では普段から24℃前後をキープしているので,この日の朝は寒く感じました.
よく言われることですが,本州の人が北海道に来ると家の中はとても暖かいと言います.本来,北海道の家作りは厳しい寒さを克服するための戦いの歴史とも言え,高断熱高気密そして暖房設備を工夫してきました.今では冬でもシャツ一枚でビールを飲むのが普通になりました.暖かい部屋の中から厳寒の雪景色を眺める,それが今の北海道の家と言って差し支えないと思います.

天気が良い日は陽が入って暑いくらいになります.だれでもお昼寝したくなりますね.

 

温泉熱で暖房が可能な分譲地

今回は温泉熱を暖房に利用できる分譲地のご案内です.

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しばしば,温泉を暖房に使えないかとの問い合わせを受けますが,原則として浴用のみで暖房への利用は出来ないことにしています.というのも,温泉を暖房に使うには大量に流すことになり,いくらあっても足りなくなってしまうのです.ただ,今回の敷地のように条件がそろえば暖房に使うことが可能です.その条件とは温泉が高温であることと,温泉源に近くて温度を取った温泉を温泉源のタンクに戻す配管が可能な場所となります.

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暖房の方法は次の通りです.まず,温泉を熱交換器に入れその熱を2次側の流体(一般的には不凍液)に渡します.熱交換器もいろいろ種類がありますが,効率がいいのはプレート式というタイプです.熱を取った温泉はタンクに戻します.

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2次側は温水パネルで暖めるか床暖房にするかいくつか方法があります.ここではコンクリートを暖める方法をご紹介します.FP板などの断熱材の上に架橋ポリエチレン管を敷設しコンクリートを打設します.管に2次側の流体をラインポンプで流しコンクリートを暖めます.比較的低い温度で温度むらなく暖められるので,快適性の高い方法です.欠点があるとすれば微妙な温度のコントロールがしにくいことです.

ランニングコストについて検証してみます.例えば100㎡(30坪)で,熱損失係数1.5(次世代省エネ基準をクリアするレベル)の住宅の場合,年間に必要な暖房エネルギーは11,415kWhで,灯油に換算すると1,120リットルとなります.灯油価格は近年変動が激しいですが,仮に80円/Lとするとおよそ9万円となります.
今回の分譲地では,建物の床面積120平方メートルまでの場合,年間の暖房用温泉使用量は6万円(税別)です.(別途,浴用の温泉料金が必要です)温泉利用の暖房は二酸化炭素を生じない自然エネルギーで環境に優しい上,経済的にもお得です.

場所は弟子屈町のバイパス近くにあり,静かな住宅街です.残り一区画のみですので,お早めにお問い合わせください.物件詳細はこちらです.