樹氷

寒さが本格化してきました.今朝,私が住んでいる熊牛原野の最低気温は-18℃でした.今年一番の冷え込みです.それぐらいになると,朝のお散歩も完全装備で行かなければなりません.上着はダウンジャケット,下もオーバーズボンをはいて帽子に手袋をします.
これまでの経験だと気温が-25℃を下回ってくると,デジタルカメラも電池が働かなくなり写真が撮れなくなります.

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気温が下がる朝は雲がなく天気が良いときです.放射冷却するからです.画像は朝日が昇ってきて,樹氷がキラキラと輝いている様子です.寒い朝は決まってこうした光景が見られます.冬の景色もまた良いものです.

温泉源付きの格安物件

鶴居村の雪裡(せつり)という場所にある,温泉源付き物件のご案内です.広大な自然林に囲まれた敷地で,中古の建物と温泉源が付いています.建物は住むにはちょっと不便かもしれませんが,週末にお風呂を楽しみに来て寝泊まりする分には充分で,大きな内湯があります.

温泉源付き土地

建物の裏手が小高い丘になっていて,そこに上がると阿寒の山々が一望できます.現在はカラマツの木があってご覧のようにちょっと景色が見えにくいですが,これらの木を伐採すればすばらしい眺望が得られます.丘に登る道路を造成して,眺めのいいところに新たに家を新築するのも良いと思います.

阿寒の山々

別の場所で視界が開けているところで撮影したのがこの画像です.右手に雄阿寒岳,左手に日本百名山の一つ雌阿寒岳が見えます.
温泉はアルカリ性単純温泉で,46度のお湯が毎分400リットルも湧出します.これだけあれば複数の家で利用できます.


場所は釧路空港から車で1時間弱,道東道の阿寒インターチェンジからも40分ほどの距離です.

詳しい資料はこちらから.温泉源が付いてこの価格はお買い得です.

積雪

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昨日の昼間,雨だったのが夜になって雪に変わりました.今朝の道路はこんな状態でつるつるでした.今年はこれまでにもちらちらと降ることはありましたが,地面にたどり着いたらすぐに溶ける雪でした.積もったのは今年初めてです.

例年なら一日の平均気温がマイナスになるのは11月下旬ですが,今年は今月に入ってから毎日マイナスの日が続いています.9月頃は例年より温かかったけど,寒さは早めにやってきました.

明日,車のタイヤをスタッドレスに替えます.カラマツの葉も黄金色になりほぼ落ちかけています.いよいよ冬がやってきます.

初霜

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10月11日,朝起きて外を見ると草木が白くなり,朝日を浴びてきらきら輝いていました.初霜です.暖かい上着を着込んでお散歩に出かけました.うっすら霜をまとった草がとてもきれいでした.空気もひんやり澄んでいて,今の時期のお散歩はとても気持ちいいです.
ただ,今年は9月の気温が高めだったせいか木々の紅葉は例年より遅いです.

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こちらは昨日の屈斜路湖畔の様子.少し紅葉が始まっていますが,まだまだです.今週末くらいが一番の見頃でしょうか.
テレビのCMもストーブやスタッドレスタイヤのが俄然増えます.近づく冬を感じます.

釧路川と台風

屈斜路湖畔の倒木

8月の台風襲来で弟子屈町も木が倒れるなど,少なからず被害がありました.画像は屈斜路湖畔で木が倒れた様子です.今回はこのように根こそぎ倒れた木が多くありました.降り続く雨で地盤が緩んでいたところに強風が吹いたためだと思います.倒木の後始末はまだしばらくかかりそうです.

北見地方や十勝地方では河川の氾濫で大きな被害となっています.お見舞い申し上げます.弟子屈町を流れる釧路川は,幸い氾濫することはありませんでした.ただJR釧網線は塘路湖付近で線路の一部が冠水しているようで,ずっと運休したままです.より深刻なのは根室線で,橋が流されて復旧のめどが立たないということですから心配です.農業はもちろんのこと,物流が止まることによる経済全般への影響もこれから長期間続くものと思われます.

さて釧路川ですが,弟子屈町のある上流部は今回の大雨でもわかりましたが,極端な水位の上昇は無く,氾濫しにくいです.もっともこれまでに大規模な河川改修工事がなされてきた成果でもあるのですが.

私が生まれ育った家は釧路川のほとりにありました.窓を開けると川の流れる音がいつも聞こえました.川は大きく蛇行し,護岸も自然のままでした.大雨が降ると町外れではしばしば川が氾濫していました.しかし,河川改修工事が始まり,その家も取りこわしになったのが中学生の頃と記憶しています.実はその家があったあたりが,北海道開発局のライブカメラで見ることが出来ます.

ご覧のとおり立派な護岸がなされています.大道開発の社屋もこのすぐ近くで,私の座っている席の窓からもこの護岸が見えています.ある意味,人工的になりすぎて風情が無くなってしまったとも思えますが,水害を被ることを考えたらそんなことは言ってられません.

釧路川源流部

釧路川は日本最大のカルデラ湖屈斜路湖を起源とします.こちらがその源流部です.ある意味,屈斜路湖が緩衝地帯となり水位が一気に上がるのを防いでいるのかもしれません.
屈斜路湖の湖水は標高が120m,弟子屈町市街で100mですので,ここまでの80kmはゆるゆると流れていることになります.しかし,ここから標茶町市街までに一気に流れ落ちます.私の住む熊牛原野付近で標高50m,標茶町市街で30mですので,距離30kmの間に70mもの落差です.

釧路川橋から釧路川

これは熊牛原野にある釧路川橋で8月22日に撮影した画像です.台風の大雨が降るさなかですので,増水して濁流となっていますが,普段からこのあたりはかなりの急流です.釧路川は標茶を過ぎたあたりから釧路湿原の広い低湿地に入り,さらに集水面積が大きくなり,最後は釧路市街を通って太平洋に流れ込みます.結局,釧路川流域でもっとも災害の危険性が高いのは河口近くの釧路市街部です.今回はさほど目立った被害が無く,幸いでした.
温暖化の影響でしょうか,変則的な天候が増えつつあるように思います.元々,夏の台風にはあまり縁の無かった道東地方ですが,こんな年もあるのですから,油断なく準備が必要だということをあらためて感じています.

低温

寒いです.おまけに雨です.

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画像は今日の大道開発のお庭です.冷たい雨が降り続けています.

アメダスによると弟子屈町の今朝の最低気温は-0.4℃(04:16)でした.気象庁の過去の気象データをみたら6月の最低気温は1983年に-0.9℃,2003年に-0.5℃の記録があり,今日はそれに次ぐ観測史上3番目となります.
午前10時でも気温は6.1℃です.大道開発の社屋は温泉熱を利用した床暖房なのですが,今日は暖房が入っていません.これで暖房を入れると暑くなりすぎるのです.そんな訳で今日はセーターを着込んでいます.
うっかりすると30℃近くまで気温が上がることもある寒暖の差が激しい季節です.
皆様も体調の管理にお気を付けください.

新緑

道東は新緑の季節を迎えています.

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朝,ロールスクリーンを上げると窓の外は一面の緑でした.隣地の林には白樺などたくさんあって,いい借景になっています.今月の初めころ,木々はまだ茶色いままでその向こうに空が見えていたのに,日に日に緑が濃くなって今は見通せない緑のスクリーンになりつつあります.
火曜日の朝,カッコウの声も聞こえました.調べたら去年も初鳴きは5月24日,その前の年も同じで,3年前が23日でした.毎年ちゃんと同じ時期にやって来るのだから,不思議です.

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お散歩に出かけたら,牧草地の牛たちがなぜか駆け寄ってきました.大きな体を揺すりながらかなりの迫力です.ただ牧草地は電気の通ったワイヤーで囲まれているので,牛が外に出ることはありません.
行者ニンニクやタラの芽は終わり,これからはワラビの季節です.春の山菜の季節はまだ続きます.

コミミズク

数日前,NHKのローカルニュースで釧路動物園のコミミズク「コミタン」のことを知りました.来園者に華麗な飛行を披露していたけど,高齢になって引退することになったとのこと.最後のフライトがこの連休中にあるというので,久々に釧路動物園に行ってきました.

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実際の飛行の様子は撮影禁止なのでありませんが,こちらは帰る間際に写したものです.意外と小さい鳥なのですが,羽を広げると1メートルくらいの大きさになります.羽をいっぱいに広げ音も無くグライダーのように滑空する様はとても面白かったです.しかも私の頭を羽がかすめていくような近さで見ることが出来るのです.生態に関する説明もあって,とても楽しかったです.

朝日新聞のサイトに動画がありました.

5月5日がラストフライトとのこと.気になる方はぜひ釧路動物園へ.オラウータンなどがいる類人猿舎の廊下が会場です.

春の雪

ゴールデンウィーク初日,道東は雪となりました.

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気温がプラスなので,平地の道路はアスファルトが見えていますが,峠は積もっているようです.北海道開発局の道路情報によると,10時50分現在,美幌峠が5センチ,野上峠は8センチ,阿寒横断道路(双岳台)は31センチの積雪となっています.夏タイヤでは危険ですね.こういうことがあるので,私は例年5月の連休明けまで冬タイヤを替えません.

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大きくなったフキノトウも雪ん子になっていました.

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ちなみにこちらはお天気だった昨日の景色.激変です.

湖畔の森のオーベルジュ

屈斜路湖畔にある居抜きのオーベルジュのご案内です.かつては「鴟(ふくろう)のねじろ」として,その後宿泊部門をお休みしてからは「ランチ・デリ Hale(晴れ)」という名前で2014年まで営業していたお店が売り出しとなっています.

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屈斜路湖畔は国立公園のなかでも自然環境や景観を守るための厳しい建築規制がかかっているため,建物はあまり多くありませんが,この物件はそうした数少ないものの一つで,深い森の中にある環境抜群の立地です.

場所は砂湯と池の湯の中間くらい,湖とは反対側にあります.道路から30メートルは規制で建物を建てられないので,ちょっと奥まったところにあります.

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入り口はこんな感じ.気をつけないと見過ごしそうですね.看板も規制があって派手な色は使えません.

建物の構成はレストラン棟,それに隣接して宿泊棟と浴場棟,少し離れて住宅があります.

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宿泊棟へのアプローチです.左がレストラン棟,正面奥が宿泊棟です.その右側に木立に隠れていますが浴室棟があります.

レストランは厨房器具がそのまま残っていますし,宿泊棟の部屋も家具付きの居抜きですので,すぐにも営業ができます.

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厨房の画像です.業務用の冷蔵庫,食洗機,大きなワインセラーもあります.

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レストランは各テーブルが間仕切りで仕切られていて,落ち着いた雰囲気です.

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こちらは宿泊棟の客室です.3部屋ありますが,インテリアは全部違います.輸入品の高級家具も備え付けです.

もう一つ,この物件は温泉源が付いています.宿のお風呂はもちろん,住宅のお風呂も温泉となっています.泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉(弱アルカリ低張性高温泉)です.

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こちらは宿の内湯です.露天風呂もあります.

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こちらが住宅です.二世帯で暮らすことが出来る約50坪の広さですし,高齢者の方でも不便が無いようにトイレが付いた寝室も備えています.

お店の営業はとても順調でしたが,ご家族の都合でやむなく手放すことになりました.ご両親と一緒に暮らしながらオーベルジュを経営したいといった方に向いた物件です.

大道開発の物件データはこちらです.