温泉熱で暖房が可能な分譲地

今回は温泉熱を暖房に利用できる分譲地のご案内です.

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しばしば,温泉を暖房に使えないかとの問い合わせを受けますが,原則として浴用のみで暖房への利用は出来ないことにしています.というのも,温泉を暖房に使うには大量に流すことになり,いくらあっても足りなくなってしまうのです.ただ,今回の敷地のように条件がそろえば暖房に使うことが可能です.その条件とは温泉が高温であることと,温泉源に近くて温度を取った温泉を温泉源のタンクに戻す配管が可能な場所となります.

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暖房の方法は次の通りです.まず,温泉を熱交換器に入れその熱を2次側の流体(一般的には不凍液)に渡します.熱交換器もいろいろ種類がありますが,効率がいいのはプレート式というタイプです.熱を取った温泉はタンクに戻します.

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2次側は温水パネルで暖めるか床暖房にするかいくつか方法があります.ここではコンクリートを暖める方法をご紹介します.FP板などの断熱材の上に架橋ポリエチレン管を敷設しコンクリートを打設します.管に2次側の流体をラインポンプで流しコンクリートを暖めます.比較的低い温度で温度むらなく暖められるので,快適性の高い方法です.欠点があるとすれば微妙な温度のコントロールがしにくいことです.

ランニングコストについて検証してみます.例えば100㎡(30坪)で,熱損失係数1.5(次世代省エネ基準をクリアするレベル)の住宅の場合,年間に必要な暖房エネルギーは11,415kWhで,灯油に換算すると1,120リットルとなります.灯油価格は近年変動が激しいですが,仮に80円/Lとするとおよそ9万円となります.
今回の分譲地では,建物の床面積120平方メートルまでの場合,年間の暖房用温泉使用量は6万円(税別)です.(別途,浴用の温泉料金が必要です)温泉利用の暖房は二酸化炭素を生じない自然エネルギーで環境に優しい上,経済的にもお得です.

場所は弟子屈町のバイパス近くにあり,静かな住宅街です.残り一区画のみですので,お早めにお問い合わせください.物件詳細はこちらです.

 

 

コミミズク

数日前,NHKのローカルニュースで釧路動物園のコミミズク「コミタン」のことを知りました.来園者に華麗な飛行を披露していたけど,高齢になって引退することになったとのこと.最後のフライトがこの連休中にあるというので,久々に釧路動物園に行ってきました.

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実際の飛行の様子は撮影禁止なのでありませんが,こちらは帰る間際に写したものです.意外と小さい鳥なのですが,羽を広げると1メートルくらいの大きさになります.羽をいっぱいに広げ音も無くグライダーのように滑空する様はとても面白かったです.しかも私の頭を羽がかすめていくような近さで見ることが出来るのです.生態に関する説明もあって,とても楽しかったです.

朝日新聞のサイトに動画がありました.

5月5日がラストフライトとのこと.気になる方はぜひ釧路動物園へ.オラウータンなどがいる類人猿舎の廊下が会場です.

南陽台の小さな家

今回ご案内するのは15坪あまりの小さな家です.

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川湯温泉のはずれ,南陽台という分譲地にある温泉付き中古住宅で,弟子屈町の空き家バンク登録物件です.

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実はこの家,冬期間に空き家になっているときに温泉管が破裂して家の中が湯気だらけになってしまいました.そのため,天井の一部のボードが落ちていて張り替える必要があります.

で,そんなときに便利なのが空き家バンク制度です.買主は家の補修にかかる費用の二分の一まで,上限50万円までの補助を受けられるのです.ただし,弟子屈町に住民票を移し住む方が条件になります.
この空き家バンク制度,昨年の5月から運用されていますが,弊社ですでにたくさんの方にご利用いただいています.

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さて,物件の紹介に戻りますが,ほぼワンルームでロフト付きの間取りです.これは2階のロフト部分.天井の高さはちょっと低いですが,寝室にするなら問題ないと思います.

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ロフトから下のリビングをのぞいたらこんな感じです.

小さいながらもちょっとした家庭菜園が出来る土地も付いています.小さな家ですので価格もお求めやすい設定かと思います.気軽に温泉付きの生活を楽しんでみたいという方にお勧めです.

なお,川湯温泉というと強酸性で硫黄のにおいがする温泉を思い浮かべる方が多いと思いますが,ここの温泉は全然違ってpH8.22,無色透明,無味,無臭のナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉です.

大道開発の物件ページはこちらからどうぞ.

春の雪

ゴールデンウィーク初日,道東は雪となりました.

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気温がプラスなので,平地の道路はアスファルトが見えていますが,峠は積もっているようです.北海道開発局の道路情報によると,10時50分現在,美幌峠が5センチ,野上峠は8センチ,阿寒横断道路(双岳台)は31センチの積雪となっています.夏タイヤでは危険ですね.こういうことがあるので,私は例年5月の連休明けまで冬タイヤを替えません.

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大きくなったフキノトウも雪ん子になっていました.

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ちなみにこちらはお天気だった昨日の景色.激変です.

湖畔の森のオーベルジュ

屈斜路湖畔にある居抜きのオーベルジュのご案内です.かつては「鴟(ふくろう)のねじろ」として,その後宿泊部門をお休みしてからは「ランチ・デリ Hale(晴れ)」という名前で2014年まで営業していたお店が売り出しとなっています.

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屈斜路湖畔は国立公園のなかでも自然環境や景観を守るための厳しい建築規制がかかっているため,建物はあまり多くありませんが,この物件はそうした数少ないものの一つで,深い森の中にある環境抜群の立地です.

場所は砂湯と池の湯の中間くらい,湖とは反対側にあります.道路から30メートルは規制で建物を建てられないので,ちょっと奥まったところにあります.

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入り口はこんな感じ.気をつけないと見過ごしそうですね.看板も規制があって派手な色は使えません.

建物の構成はレストラン棟,それに隣接して宿泊棟と浴場棟,少し離れて住宅があります.

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宿泊棟へのアプローチです.左がレストラン棟,正面奥が宿泊棟です.その右側に木立に隠れていますが浴室棟があります.

レストランは厨房器具がそのまま残っていますし,宿泊棟の部屋も家具付きの居抜きですので,すぐにも営業ができます.

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厨房の画像です.業務用の冷蔵庫,食洗機,大きなワインセラーもあります.

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レストランは各テーブルが間仕切りで仕切られていて,落ち着いた雰囲気です.

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こちらは宿泊棟の客室です.3部屋ありますが,インテリアは全部違います.輸入品の高級家具も備え付けです.

もう一つ,この物件は温泉源が付いています.宿のお風呂はもちろん,住宅のお風呂も温泉となっています.泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉(弱アルカリ低張性高温泉)です.

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こちらは宿の内湯です.露天風呂もあります.

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こちらが住宅です.二世帯で暮らすことが出来る約50坪の広さですし,高齢者の方でも不便が無いようにトイレが付いた寝室も備えています.

お店の営業はとても順調でしたが,ご家族の都合でやむなく手放すことになりました.ご両親と一緒に暮らしながらオーベルジュを経営したいといった方に向いた物件です.

大道開発の物件データはこちらです.

渡り鳥

日曜日の朝,お散歩をしていたらオオジシギが飛んでいることに気がつきました.はるばるオーストラリアからやってくる渡り鳥ですが,今年の初見です.

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この鳥,とにかくやかましいのです.鳴き声もさることながら,ものすごい羽音を立てて急降下するのを繰り返します.どうも縄張りを主張するのと,メスに対するディスプレイの意味があるようです.夏までの間これが続きますが,その後子育てをして10月ころにはまたオーストラリアに帰っていくそうです.準絶滅危惧種に指定されていますが,道東のこのあたりではかなりたくさん見かけます.広々とした環境がこの鳥には合っているのでしょう.その音の大きさから存在感抜群で,時にうるさいなぁと思うこともありますが,はるばる遠方の海の彼方から毎年渡ってくるのかと思うと,健気に感じたりもします.
この日はウグイスの声も聞きました.これからどんどん野鳥の種類が増えてくる季節です.

北海道ではカッコウが鳴くと畑に種をまく季節の到来だと言われますが,このあたりでは例年だと5月末,まだひと月先です.

シラルトロ湖温泉

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今回ご案内するのはシラルトロ湖畔の中古住宅です.最大の特徴はOMソーラーのシステムを備えていることです.エコロジカルな省エネ住宅です.そして,お風呂は温泉が利用できます.

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屋根に集熱パネルが付いています.ここで温められた空気が床下に送られ補助暖房として機能します.

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これは湖の対岸,「憩いの家かや沼」からの遠景ですが,ご覧のように斜面に沿ってたくさんの住宅・別荘が建っています.現在,弊社で90軒ほどに温泉を供給しています.

釧路市街からも車で30~40分程度,通勤圏です.

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シラルトロ湖は夕日がきれいなところです.これは以前私が撮影した夕日です.きれいな夕日を眺めながら温泉でゆったり,そんな贅沢ができる物件です.

詳しい資料はこちらからどうぞ.

外来種?

工事部門は屈斜路湖畔で新たな温泉の掘削をしています.そんな訳でこのところ連日のように屈斜路湖に出かけています.

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今回はごく浅い井戸なので,櫓(やぐら)を建てないでの作業です.

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湖畔の土手にたくさんの福寿草が咲いていました.このあたりでは雪解けと共に真っ先に咲くお花です.先週末にまとまった雨が降り,日陰に残っていた雪もあらかた溶けて無くなりました.

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湖水で複数の貝を見かけました.一見,ホッキ貝のように見えます.もちろん,屈斜路湖は淡水なので海にいるホッキ貝とは違うのでしょうが.

私は子供の頃,夏休みになると毎年のようにこの屈斜路湖畔で水遊びをしていましたが,当時はこんな貝はいませんでした.ウチダザリガニ同様,外来種のようです.屈斜路湖にはボートを運んでくる人も多いので,そんな船にくっついてきたのでしょうか?

屈斜路湖ではニジマスも釣れますが,あれも元は外来種です.北海道ではすっかりおなじみの魚で在来種と思っている人も多いようですが.

もう少しすると,セイヨウタンポポやルピナスがあちこちで咲くようになりますが,あれらも外来種です.外来種はどれも繁殖力が強いです.

ふと考えてみると,私自身も父方は富山から,母方はたしか秋田からの開拓移民なので,外来種なのでした.

コタン温泉

弟子屈町には二つのカルデラ湖「摩周湖」と「屈斜路湖」があります.どちらも日本一だそうで,摩周湖は透明度,屈斜路湖はその大きさを誇ります.

屈斜路湖

画像は藻琴山側から見た屈斜路湖で,湖の中央に中島が,遙か遠くには雄阿寒岳が見えています.
摩周湖は高い位置の展望台から遠くの湖面を眺めるだけで,湖の近くに近寄ることはできませんが,屈斜路湖のほうは釣りをしたりボートに乗ったり湖畔でキャンプしたりとより身近に親しむことが出来ます.
今回ご紹介するのは屈斜路湖にある釧路川の河口にも近い「コタン温泉」の物件です.
場所はこちらです.

ここに弊社が所有する泉源は平成6年に掘削したもので,湯温が58℃のナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(中性低張性高温泉).ほとんど無色透明,無味無臭の癖のない温泉です.

コタン温泉物件外観

その温泉が浴用で使える中古住宅がこれです.一部2階建てで,居間とダイニングキッチンの他に個室が3部屋あります.浄化槽付きなのでトイレは水洗です.車庫があるので,ジェットスキーやカヌーを収納するのにも便利です.

コタン温泉物件居間

南側と西側に大きな窓がある居間は日差しがいっぱい入ります.

コタン温泉物件眺め

屈斜路湖の湖畔から直線でおよそ200メートルの近さにありますので,2階の窓からは屈斜路湖の湖水も眺められます.この画像では木々が邪魔をしていてわかりにくいですが.
屈斜路湖での釣りやボート遊びの拠点にぴったりだと思います.
より詳しい情報は大道開発のサイトのこちらをご覧ください.

また,近くには温泉供給可能な土地だけの物件もございます.14 496

温泉井戸のメンテナンス

大道開発は不動産会社なのですが,大きな特徴が温泉掘削の工事部門を持っていることです.当社が扱う不動産物件の大半が温泉付きなのは,自前で温泉を掘削できるからなのです.

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さて,画像は現在作業している現場の櫓(やぐら)です.すでにある温泉の井戸のメンテナンスをしています.この井戸は管に付着物(スケールといいます)が付いてしまい,温泉が上がりにくくなってしまいました.そこで管の内側にこびりついたスケールを削り取る作業をしています.
温泉の井戸は掘削したらそれで終わりではなく,このようにスケールを除去したり,温泉をくみ上げるポンプが故障したらそれを取り替えたりといったメンテナンス作業が必要です.温泉を安定して供給するために日々作業をしている工事部門です.
現在,当社が所有し温泉を供給している井戸は約30ヶ所ほどあります.この後,順次その場所をご紹介していきたいと思います.