工事部門は屈斜路湖畔で新たな温泉の掘削をしています.そんな訳でこのところ連日のように屈斜路湖に出かけています.
今回はごく浅い井戸なので,櫓(やぐら)を建てないでの作業です.
湖畔の土手にたくさんの福寿草が咲いていました.このあたりでは雪解けと共に真っ先に咲くお花です.先週末にまとまった雨が降り,日陰に残っていた雪もあらかた溶けて無くなりました.
湖水で複数の貝を見かけました.一見,ホッキ貝のように見えます.もちろん,屈斜路湖は淡水なので海にいるホッキ貝とは違うのでしょうが.
私は子供の頃,夏休みになると毎年のようにこの屈斜路湖畔で水遊びをしていましたが,当時はこんな貝はいませんでした.ウチダザリガニ同様,外来種のようです.屈斜路湖にはボートを運んでくる人も多いので,そんな船にくっついてきたのでしょうか?
屈斜路湖ではニジマスも釣れますが,あれも元は外来種です.北海道ではすっかりおなじみの魚で在来種と思っている人も多いようですが.
もう少しすると,セイヨウタンポポやルピナスがあちこちで咲くようになりますが,あれらも外来種です.外来種はどれも繁殖力が強いです.
ふと考えてみると,私自身も父方は富山から,母方はたしか秋田からの開拓移民なので,外来種なのでした.