日曜日の朝,お散歩をしていたらオオジシギが飛んでいることに気がつきました.はるばるオーストラリアからやってくる渡り鳥ですが,今年の初見です.
この鳥,とにかくやかましいのです.鳴き声もさることながら,ものすごい羽音を立てて急降下するのを繰り返します.どうも縄張りを主張するのと,メスに対するディスプレイの意味があるようです.夏までの間これが続きますが,その後子育てをして10月ころにはまたオーストラリアに帰っていくそうです.準絶滅危惧種に指定されていますが,道東のこのあたりではかなりたくさん見かけます.広々とした環境がこの鳥には合っているのでしょう.その音の大きさから存在感抜群で,時にうるさいなぁと思うこともありますが,はるばる遠方の海の彼方から毎年渡ってくるのかと思うと,健気に感じたりもします.
この日はウグイスの声も聞きました.これからどんどん野鳥の種類が増えてくる季節です.
北海道ではカッコウが鳴くと畑に種をまく季節の到来だと言われますが,このあたりでは例年だと5月末,まだひと月先です.